頭皮マッサージを行なって薄毛対策を。

育毛や増毛には、髪の毛をきちんと育てる事が大切です。
その為には、頭皮を適切な状態に保つ必要があります。
頭皮が硬くなっていたりすることで、血行が悪くなっていると、
髪の毛に適切な栄養分が供給されなくなってしまいます。
頭皮の血行を良くするためには、
頭皮マッサージが有効です。
頭皮マッサージは、頭皮を指で揉みほぐしていくもので、
指の腹を使って、強くない程度の刺激を送っていきます。
指先を使って強く押していくと、
頭皮にかえって悪い影響があります。
頭皮マッサージが特に効果的なのは、頭部にあるツボへの刺激です。
頭頂部にあるツボを百会といいます。
このツボを中指で程よい力で押していくと、
いい効果があります。
首の後ろ、太い筋の脇にある窪みに、天柱というツボがあります。
親指を使って、このツボを押しましょう。
天柱のさらに脇にある窪みに、風池というツボがあります。
ここも同様に、親指を使って押していきましょう。
無理な力は加えずに、
気持ちのいい力加減で押していく事が肝心です。

男性には特有の薄毛がある。

髪の毛は、年を取るとともに男性も女性も同様に薄くなっていきます。
しかし、女性に比べると男性の薄毛は激しいように思えます。
これは男性特有の、男性型脱毛症と呼ばれるものがあるからです。
男性型脱毛症は、
男性ホルモンのテストステロンが原因と言われており、
全国で1200万人程度の人にこの症状が現われています。
男性型脱毛症は進行性のものです。
時間が経つとともに症状は進行していき、
どんどん薄毛が進んでいきます。
症状としては、生えてくる髪の毛が細くなっていき、
またきちんと育たなくなっていくというものです。
その結果、髪の毛が減っていってしまうのです。
髪の毛の成長を阻害するのは、
テストステロンが変化して出来る、
ジヒドロテストステロンという物質です。
男性型脱毛症に効く薬というものもあり、
このジヒドロテストステロンが生成されないように作用します。
こういった薬は、男性ホルモンに働きかけるものなので、
女性の薄毛や、円形脱毛症といったものには
効果がありません。

髪の毛はヘアサイクルに従って成長する。

髪の毛が生え、抜けるまでの間、
ヘアサイクルと呼ばれる成長の過程を経ます。
まずは成長期です。
成長期の間に髪は育ち続けます。
毛乳頭を通じて頭皮から栄養を受取り、
毛母細胞が激しく細胞分裂し、
どんどん髪の毛は伸びていきます。
この期間が2年~7年程度続きます。
次に退行期です。
退行期に入ると、髪の成長は止まります。
毛母細胞の細胞分裂も収まり、
毛乳頭が頭皮から離れてしまいます。
この期間は2週間~3週間程度になります。
次が休止期です。
毛乳頭が収縮していき、
いつでも脱毛が出来る状態になります。
2週間~5ヶ月程度と考えられています。
このようなヘアサイクルが正常に行なわれないと、
弱い髪が生えてくるといった、
弊害が現われてきます。
ヘアサイクルを終えると脱毛しますが、
髪の毛は1日50~100本程度脱毛していると言われ、
通常この程度なら問題はありません。
脱毛するのは自然な事なのです。
ただ、極端に脱毛が増えてきたとなれば、
薄毛の心配をしないといけなくなってきます。

髪の毛の構造はどうなっているか。

一本の髪の毛はどのような構造になっているのでしょうか。
まずは外部に露出している部分です。
一般的に髪の毛と言った時に指す部分ですね。
これを毛幹と言います。
頭皮の内側にある部分をまとめて毛根と言います。
毛根の先、髪の毛の根元には毛球と呼ばれる部分があります。
球状にふくれた形をしています。
毛球にはへこんだ部分があります。
これを毛乳頭と呼びます。
毛乳頭は頭皮とつながっていて、
血管や神経が通っています。
髪の毛の大切な部分になります。
毛乳頭を覆うように、
毛母細胞があります。
毛母細胞は激しく細胞分裂を行ない、
分裂した細胞が髪の毛となって伸びていきます。
毛母細胞が細胞分裂するのに必要な栄養分は、
頭皮の毛細血管から毛乳頭を通じて送られてきます。
育毛や増毛について考える時、
この毛母細胞の細胞分裂を活性化させるというのが、
重要な問題として挙げられてくるのです。
毛母細胞に適切な量の栄養を送れるかどうかは、
毛細血管の血流が適切かどうかにかかっています。

髪の毛は何故あるのか。

人間の頭は何故髪の毛で覆われているのでしょうか。
やはり、一番大切な脳が頭にあるからでしょう。
その頭を守る為の、さまざまな役割が、
髪の毛にはあると考えられます。
まずは頭の防護です。
外部からの衝撃を受けた時に、頭を守るのです。
極端な高温や低温から頭を守るという意味もあります。
脳を極端な温度から守る為に、髪が役立っているのです。
髪の毛のボリュームが空気を含む層を形成して、
外気との間のクッションになっているのではないでしょうか。
さらに直射日光も問題です。
直射日光に含まれている有害な紫外線などから頭を守ります。
直射日光を受けると温度が上昇しやすいので、
髪の毛で遮るという効果もあります。
また、髪の毛の末端は頭皮と神経で接続されているので、
髪に物が触れると感触が頭に伝わります。
この為、何かが頭に触れた事を感じる事が出来ます。
外部にある物とぶつかる前に、
髪の毛で察知できるのです。
こうしたさまざまな機能が髪の毛にはあるのです。
髪の毛を大切にしていきたいものですね。